低FODMAP 下痢 改善

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ガスによる腹痛や下痢も乳酸が蓄積されていないせい。低FODMAPでは根本的に改善出来ない!


最近、下痢やガスによる腹痛を緩和するために低FODMAP食が推奨されているようです。
しかし一方で腸内環境が悪化することが示唆され始めています。

 

おそらくですが、発酵性食品を摂取しない低FODMAPを続けていると上記のようにS状結腸の弛緩、むくみなどを誘発し逆に便秘などの悪化を招くのではないか?とも考えられます。
そもそも下痢やガスの発生を招くのは、ビフィズス菌が乳酸を作り出せない状態が招くのではないかと考えられます。

 

ガスの多量発生を招く原因は主にバクテロイデスという日和見菌が発酵性食品を摂取し増殖しているせいです

そもそもガスの発生を招いているのは発酵性食品を摂取しバクテロイデスと呼ばれるガス産生菌が増えているからなのですが、ここで一つ疑問に思いませんか?
「ええ?発酵性食品がバクテロイデスの増殖を招き、ガスを多量に発生させているのなら低FODMAPやるべきではないの?」と思われることでしょう。

 

ですがこれ逆なのです。

 

しかしバクテロイデスを増やしなさいというわけではありません。

 

ガス非産生のビフィズス菌を増やし乳酸をたくさん作ってもらえばバクテロイデスは抑制できます。

 

というものビフィズス菌をpH5.5以下でも細胞内pHを緩衝できる構造を持っていますがバクテロイデスはpH5.5以下の環境に耐えうる構造を持っていないので抑制出来ちゃうのです。

 

ところが低FODMAPはバクテロイデスを抑制できる唯一の物質である乳酸を生成するビフィズス菌をも減らしてしまいます。
ビフィズス菌を減らしてしまうとどのようなことになってしまうかはもう言う必要はないかと思います。

 

実際に低FODMAPを試す前のガスが多量に出ていた時のあなたの便色は黒褐色ではありませんでしたか?
便色は最低でも黄土色よりも黄色でなかったのであれば間違いなく乳酸の産生量が足りないことが原因だと思いますよ。

 

しかしこれらのことが理解できてもなお低FODMAP食を続けなければいけないと考えているあなたに質問です。

  • 「あれも食べれないこれも食べれない・・・色々な制限を行わなければいけないその低FODMAPは本当に根本から解決できる食事だと思いますか?」
  • 「あなたの便色はどんどん黒っぽくなっていってませんか?」
  • 「日本人は古来から腸内菌が増えやすい食事を行ってきましたがこれこそが根本的な解決法ではありませんか?」
  • 根本的に解決できる方法とは「どんな食べ物を食べてもガスが多量に発生しない方法ではないですか?」

 

浸透圧性下痢も低FODMAPでは根本的に解決できない

浸透圧性下痢も同じことが言え、根本的に解決するには腸内菌を増やす必要があります。

 

たとえば赤ちゃんが重病にかかった時に発症する乳糖不耐症をご存知でしょうか?

 

乳糖不耐症とは小腸でラクターゼ酵素の分泌量が少ないために母乳に含まれたオリゴ糖が分解出来ず下痢を生じる症状を言います。
日本人の場合乳糖不耐症は7割ほど見られるようです。

 

しかし乳糖不耐の多くは赤ちゃんが重病にかかった時に発現するものです。
これは母乳に含まれたオリゴ糖が大腸に容易に届くようにし腸内菌を活性化させることで免疫力を向上させるシステムではありませんか?
乳糖不耐は初めは浸透圧性の下痢を引き起こします。
しかし1週間〜2週間も飲ませ続けると、腸内菌がグングンと増え始めオリゴ糖から乳酸や短鎖脂肪酸が効率よく作られるようになるので次第に下痢をしなくなるのです。

 

しかし低FODMAPを行い続けるとオリゴ糖の摂取量が必然的に減ります。
そうすると腸内菌が減ってしまい腸内環境が悪化します。
低FODMAPを続け、このような状態を作り上げてしまうと、糖類を効率よく変換できる菌数が減っていきます。
すると、これまではオリゴ糖を5g摂取ると下痢を発症していたのが、さらにひどくなりわずか0.5gでも下痢をするようになってしまうのです。

 

浸透圧性の下痢を根本から解決するには細菌を減らす食事をするのではなく、ビフィズス菌を増やす食事を行うことが大事なのではないか?と私は思うのですが。