カイテキオリゴ 効果

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体内あるアンモニアは肝疾患、特に肝硬変を持つヒトでは、肝性昏睡や肝性脳症の原因になることも。

 

今やいろんな対処方があるんだけど、オリゴ糖のような多糖類の摂取によって便中のアンモニア濃度を低下させることもできます。

 

その仕組みを大まかにでも把握しておくとしっかりと予防策にもなるので、ここでしっかり解説しますね。

 

まずは、便中のアンモニア濃度が高まる原因を探っていきますよ。

 

便中のアンモニア濃度が高まる原因とは?

結論から言ってしまえば、

 

便中のアンモニア濃度が高まる原因は、窒素化合物(たんぱく質、ペプチド、アミノ酸や尿酸など)に対する、多糖類(炭水化物)の割合が少ないから。

 

どういうことかというと、アンモニア(NH3)は、化学式のとおり窒素(N)化合物で、この窒素に多糖類(CH2O)が結びついたものが、アミノ酸(NCH2O)で、たとえばアミノ酸の一種グルタミンだとC5H10N2O3という化学式になっています。

 

このアミノ酸が多数結合したものがペプチド、さらにペプチドが多数結合したものがたんぱく質となります。

 

多糖類(CH2O)が腸内細菌のエネルギーとなりますが

 

もし、この多糖類が便の中に一切、含まれてなく、たんぱく質ばかりだったら、一体どうなるでしょう?

 

この場合、腸内細菌は、エネルギーとして使いやすい分子量の小さい多糖類が付近にない場合、身近にある、たんぱく質からエネルギー(CH2O)を取り出します。

 

すると残りは、窒素(N)だけになってしまいますよね?

 

このようにたんぱく質に結合している炭素(炭水化物)をどんどんうばわれていくと、アンモニア(NH3)が生成してしまいます。

 

これが便中のアンモニア濃度が高まる主な原因です。

 

ここまで説明すると、逆に便中のアンモニア濃度を低くする方法が分かってきますね。

 

ずばり、その方法とは?

 

便中のアンモニアをアミノ酸などの有益な物質に作り替えてもらうためにはなにが必要?

 

その方法とは、腸内細菌に、これまで説明してきたことと、逆のことをしてもらえばいいんです。

 

つまり、善玉菌のエネルギー源となる多糖類が便中に豊富にあれば、アンモニアはそれほど、いや、まったく作られなくなります。

 

仮に、何かの要因でアンモニアが生成しても、多糖類が豊富にあれば、善玉菌は自身の菌体を作りたいので、アンモニアとその付近にある多糖類を結合させて、アミノ酸を合成していくんですね。

 

そして、これがさまざまな有害物質を有益な物質に変えてくれる仕組みでもあります。

 

どんな種類の多糖類でもこんな効果があるの?

 

いいえ。

 

上記のように、生成したアンモニアをアミノ酸に変えてくれるためには、エネルギー源としてたんぱく質より使いやすい多糖類がなければいけません。

 

たとえば、善玉菌とって、とても分解できない分子量の大きい食物繊維では、エネルギーの獲得しにくいため、この場合、たんぱく質からエネルギーを獲得しようとします。

 

つまり、アンモニアが生成してしまいます。

 

エネルギーとして使いやすい、分子量の小さい多糖類が付近にある場合は、たんぱく質からエネルギーは使われませんのでアンモニアは生成しにくいのです。

 

この分子量の小さい多糖類とは、小多糖類に分類されるオリゴ糖や水溶性食物繊維です。

 

とくに善玉菌を多種類増やせるカイテキオリゴは多種類の善玉菌を増やす役目を果たしつつも、それら善玉菌が様々な有害物質を有益な物質に作り替える力も高いのです。