ヨーグルト 作り方

MENU

ガセリ菌ヨーグルトをスキムミルクで菌数を増加させると・・・


今回はガセリ菌というちょっと珍しい菌を培養する方法をご紹介しようかと思います。

 

さて、どうしてガセリ菌を拡大培養しようというのか?(

 

じつはこのガセリ菌は腸で生き抜く力が非常に強い菌です。
そして日本人の腸から発見され分離拡大されたわけですが、
その特性からかこれまで散々ヨーグルトを食べ惨敗だった私が唯一万人に勧められるかもしれないと思うほど。

 

ただ、市販されているヨーグルトをそのまま食べてもそんなに変化があったわけではありません。
「菌数が少ないのかもしれない」と考え、これをちょこっと改造してみたわけです。(今まで色んなヨーグルトでも試みた方法です)

 

これをカイテキオリゴと同じように「ラクトース、ラクチュロース、ラフィノース、フラクトオリゴ」の4種のオリゴ糖をブレンドしたものを1日1〜2回(1回当たり5g)を合わせて1カ月ほど摂取し続けてみました。(カイテキオリゴの構成糖についてはこちらを参考にしてみてください)

 

そうしたら、便色がバナナ色になり便器にも全く付着しない便が出来上がったのです。

 

これまでヨーグルトを敬遠しがちだった私もヨーグルトをまた新たな視点で見直してみようと考え改める出来事でした。

 

 

そこで私は次のように仮定してみたのでございます。

 

ガセリ菌の特性:仮定

 

ガセリ菌が腸にとどまる期間が通常の菌種より明らかに長いのは、
ガセリ菌色々な多糖類からエネルギーを獲得できる菌種なのではないか?

 

事実、腸で生き抜く力が強い菌ほど、様々な多糖類を分解、代謝できる酵素を持っているのです。

 

とすると、通常の食事からも安定して有機酸を作りだし悪玉菌を抑制し続けることが出来るのでは?
(実際にガセリ菌摂取90日後でも糞便から生存が確認できたという報告があるのです!)

 

そこで、強力なガセリ菌の菌数を多くし、これを飲めば一時的にでも他の優勢菌を凌ぎ、オリゴ糖を合わせて飲むとより高い効果を得られるはず!と思い、ガセリヨーグルト培養に至ったのでした。
ヨーグルトに含まれた菌数は浸透圧が高いので途中で増殖が止まっており、
これをヤクルトのように水分を多くしてやると一気に増殖するのです。

 

 

 

 

というわけで・・・

 

作ったものはヨーグルトというより酸っぱいヤクルト(脂肪分ほとんどゼロ!)とイメージされた方が正確かもしれません・・・w

 

ヨーグルトを仕込む際に用いる種菌はガセリ菌のヨーグルト(恵み)

 

 

なお、この方法は「免疫力を高めたくてヨーグルトや乳酸菌サプリを摂取しているという方にはとても有効な方法です。
なぜかというと、免疫力を高めるには小腸にあるパイエル版に菌体が作用すれば良いので摂取する菌数が多ければ多いほど効果が上がるのです。
ですので、あなたが気に入ってる菌種があればどんどん培養してみましょう。
またこの培養飲料は脂肪分がほぼゼロのスキムミルクを使うのでダイエットにも向いています。

 

では作り方を説明します。

 

 

材料:

  • ガセリ菌配合のヨーグルト:スーパーなどで良く見かけるあれです。

 

  • スキムミルク(脱脂粉乳)1袋400円ほど。ドラッグイレブン・コスモスなら必ずあります。大手スーパーにも

 

 

  • 水:

 

  • 密閉できる容器(5〜10本):用量は200ml程度で(小さいペットボトルでもOK)
口径が大きい方が洗いやすいです。

 

 

 

作り方:

  1. 密閉できる容器200mlに対しスキムミルクを大さじすりきり1入れる。水を容器に一杯入れて撹拌。
  2.  

  3. 容器の口を少しだけ開けて水の張った鍋に入れます。(容器が温まると爆発しますからね)
  4.  

  5. そのまま火にかけます。
  6.  

  7. 容器の溶液が40℃から45℃ぐらいになるまで温めます。(鍋の水が沸騰を始めて1分〜2分ぐらい経った頃、だいたい40度になっていると思います。)
  8.  

  9. 温まった密閉できる容器にガセリヨーグルトを大さじ1入れ撹拌。
  10.  

     

  11. 出来たものを38℃〜45℃で4時間〜8時間保ちます。(湯船に入れておいても出来ます。)
  12.  

  13. 出来上がり!
  14.     出来上がったら冷蔵庫に保管すれば5日間は保存で
        きます。

     

味の方は乳酸が多く生成しているため、かなり酸っぱいです。

 

ガセリ菌だけじゃなく色々と試してみると良いかも: 菌種ごとの醗酵適正温度

と、ここまでガセリ菌を押してきたわけですが、これは私の場合に有効な方法。
というのも
大腸に棲む腸内細菌は腸内にエサがない場合、ムチンといういわゆる糖鎖の粘膜に棲みついています。(腸内フローラ)
私たちの体にあるIgA抗体が自分に必要な腸内細菌と判断するとそこで初めて粘膜層に棲みつく許可が下り、不必要な菌はその場で破壊されてしまいます。
つまりヨーグルトは色々な菌種を試してみないと効くかどうか分からないというのが通説・・・。
おそらく棲みつくことはありません。

 

ですがガセリ菌は元々日本人から見つかった菌種ですし、
棲み付かなかったとしても90日間腸内に棲んでいた記録もある菌ですから、一時的に乳酸をグンと増やしてくれる可能性が高いのです。

 

私の場合だとガセリ菌以外のヨーグルトをたくさん摂取していきましたが、全て悪化してしまったことを考えるとおそらくガセリ菌は一時的に生き抜いているのかもしれません。
参考までに各社ヨーグルトを作るときの温度の目安です。

ケフィアヨーグルト   25℃
カスピ海ヨーグルト  27℃
ブルガリアヨーグルト 42℃〜45℃
サーモフィラス     42℃〜45℃
LG21         45℃
R-1          45℃
ラブレ         30℃〜42℃

 

 

なぜ牛乳ではなくスキムミルクを使うの?

どうして牛乳ではなくスキムミルクなのか?

 

スキムミルクは牛乳と同じ成分だけど脂肪はほぼ0。
しかも糖分52%とありますが全て乳糖なのです。

 

乳糖がオリゴ糖の中でも最も優れたビフィズス増殖因子になると解説しましたよね?

 

さらに牛乳を使うと養分濃度が高くどうしても菌の増殖や分解、代謝が緩やかになってしまいます。
そこで水200mlに対しスキムミルク大さじ摺り切り1の割合で増殖させると濃度が薄いのでヨーグルトよりも菌数がはるかに多くなるのです。
実際にヨーグルトよりもヤクルトのような飲料系の方が菌数が多いことからも理解できますよね?

 

さらにタンパク質を30%含み、脂肪も少なく、半分が乳糖ですから有機酸を生成させ腸内環境を良好に出来、さらにGPR43を活性化できることからスキムミルクはプロテインダイエッターに支持されているのです。

 

これを使わない手はないでしょう?

 

 

 

保温には、38℃〜45℃をキープできれば何でもいいのですが、これを試されてみて、「定期的にやっていきたい」とか「ヨーグルトだけでも毎日食べたい」という方は保温器を購入されると良いかもしれませんが、小分けしておきたいので結構使いにくいかもしれません(いや、使いにくかったわ)

 

ヨーグルトガセリ菌,効果,日向

ヨーグルティア YM-1200-ST

参考までにタニカのヨーグルティアがどんなものか紹介しておきます。(湯船を熱めにして入れておけば良いですが)
この保温器の特徴は、細かい温度設定ができます。容量が1100mlと大きく小分けできないので今回のガセリヨーグルト培養では使いにくいです。

 

ガセリ菌ヨーグルト培養で失敗しない方法:

 

失敗しないコツ:
失敗しないコツは

 

最初から出来上がりまでの温度を保つことです。

 

温度が適正であれば乳酸菌の増殖が早まり、雑菌が繁殖する前に乳酸によって抑制できるからです。

 

逆に温度が低い状態からガセリ菌を投入して温めると失敗しやすいのでご注意を。

 

 

もう一つは、できるだけ容器内の酸素の量を少なくするため、材料を容器の口ぎりぎりまで入れることです。(淵から2cm以下)

 

乳酸菌は酸素が無くても繁殖できるのですが、雑菌は酸素がある状態で繁殖しやすいため、酸素に触れている牛乳の表面に繁殖しやすいのです。

 

そこで出来るだけ容器内の空気を少なくしてあげれば、酸素を使う雑菌が少しぐらい繁殖しても、あっという間に酸素が無くなってしまうので雑菌を抑制できるのです。

 

密閉できる容器を選ぶのもこうした理由からです。

 

この2つのポイントさえ押さえておけば、ほとんど失敗することはありません。

 

また、出来上がったヨーグルトに牛乳を継ぎ足す作り方はあまりお勧めできません。

 

2〜3回までなら大丈夫ですが、次第に乳酸菌の密度が少なくなっていき、雑菌が増えていきます。

 

純粋に乳酸菌を培養し続けるためには、それなりの設備が必要になってきますし・・・。

 

ヨーグルトが無くなったらどうすればいいの?

 

容器は普通に洗って乾かしておけば大丈夫です。

 

煮沸殺菌する場合は容器は耐熱性のものを。
ペットボトルだと縮んでしまいます。

 

ガセリ菌ヨーグルト培養飲料?の飲み方

出来上がったものは結構酸っぱいし匂いも乳酸菌の独特の香りがして飲みにくいです。

 

出来上がったガセリ菌ヨーグルト培養飲料(舌噛みそw)200mlに

 

腸内環境を改善するビフィズス菌の増殖因子のページで紹介しているオリゴ糖を組み合わせ1回当たり5g〜10gを加え飲むだけです。

 

 

これをわたしは1日2〜3回思い出した時に飲む(適当です・・・w)
できれば夜食後に飲まれた方が寝ている間の方が胃腸の蠕動が盛んなので日中に飲むより早く大腸に届きやすいです。(理屈では)

 

しかもこちらのガセリ菌ヨーグルト培養飲料は、ヨーグルトを作るより菌の増殖が速いため失敗が少ないです。

 

正直、前回紹介した腸内リセットは2、3日に1回でしたが、

 

これと、とある解消法を実施したところ、
なんと見事に毎朝出るように!

 

 

 

補足:どうしてもガセリ菌培養飲料を作る時間がありませんという方は

 

どうしてもガセリ菌培養飲料を作る時間がないという方は、
30度程度のぬるい水を使って仕込み、3〜5時間放置するだけでも菌数がグンとアップします。

 

これだと作り置きしなくても飲みたい日に放置しておけば良いだけなので楽です。
(だったら初めからこれ紹介しときなさいよ・・・)

 

なお、この方法だとヨーグルトが余りますが冷凍しておいて作りたい日に解凍しておけば良いです。
これだと余ったヨーグルト(種菌)を長期保存しておけます。