大腸がん 便秘 下痢

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大腸がんの原因は便秘・・・、というより腸内細菌のバランスが乱れているから?

医学の進歩により、必ずしも便秘が大腸ガンのリスクを高めてしまう訳ではないという事が近年言われるようになってきました。

 

なぜって、便秘と一口にいっても色々な原因があるからです。

 

たとえば、自律神経の乱れによって生じる便秘やホルモンによる便秘などは直接的には悪玉菌による有害物質は生産されません。

 

大腸内で有害物質が発生しなければ大腸がんにはなりにくいのです。

 

 

そもそも”がん”はどのように発生してしまうのでしょう?

 

大腸癌に限らず、がんは

 

発ガン物質(イニシエーター):細胞内に入り込んでDNAを突然変異を引き起こすように働きかける物質。

 

発ガン促進物質(プロモーター):突然変異を引き起こした遺伝子を活性化させ、がん細胞の増殖を促す物質。

 

 

この2種類の因子が互いに作用することで起こります。

 

よく言われるたとえでは、植物の成長過程。

 

発がん物質 =(種)
発ガン促進物質 =(水や肥料)
植物は種がなければまず芽を出すこともできませんし、

 

種が芽を出しても、土の中に水や肥料がなければ育ちませんよね?

 

 

 

つまり、どちらか一方がかけていても癌にはなりにくいのです。

 

そして、この2つの因子を発生させるのが”悪玉菌が生産する有害物質”なのです。

 

つまり悪玉菌の働きなしにはがんになりにくいのでは?というのが私の考えです。

 

 

通説いわれてる「大腸がんと便秘との関係」:

 

便秘によって、大腸がんリスクが高くなるという事は、長年言われてきました。
あくまでも仮説でという事だったのですが、近年の研究の中のある統計によると、
必ずYESと言い切れるという医学的根拠ではないという事です。

 

ではなぜ、便秘が大腸がんを引き起こすと言われていたか?それは便秘を引き起こす生活習慣や体質だからイコール大腸がんになりやすいとの理由だそうです。
脂質や乳製品を沢山摂取することで、ガンを誘発しやすいと言われますが、便秘の場合には、他の要素も加わるのですが、基本的な要因として食生活の乱れが大きく関わってきます。

 

 

大腸がんの原因は?:便秘の原因が何であれ便秘3〜4日目から大腸がんのリスクが高まる!(ここから先は私の持論です)

 

ここまでの解説で「悪玉菌が増えるような食事した場合の便秘」以外では大腸がんは発生しにくい・・・ということになりますよね?
だって悪玉菌さえ増えなければがんの因子となる有害物質が発生しないんですから・・・。

 

ところが、私は
「便秘の原因が何であれ、便が4日以上大腸内に滞ると大腸がんのリスクが高まる」と考えています。

 

 

というのも「便が3〜4日以上滞ると便中に含まれた多糖類が細菌による代謝で無くなってしまい、急激に悪玉菌が増殖する期間」だからです。

 

さて、ここから持論となりますがもうちょっとこの根拠を明確にしていきたいと思います。

 

大腸がんが発症する部位は便が溜まり悪玉菌が急増し始める部位と同じです!

 

先ほど「便が3〜4日以上滞ると便中に含まれた多糖類が細菌による代謝で無くなってしまい、急激に悪玉菌が増殖する期間」だからと言いましたが、
この根拠は、大腸がんが発生しやすい部位は、便が硬化し悪玉菌が増え始める部位である「S状結腸付近」から急激に高まります。

 

それぞれの大腸がん発生部位の比率は次の通り:

 

  • 盲腸:5%
  • 上行結腸:10%
  • 横行結腸:10%
  • 下行結腸:5%
  • S状結腸:30%
  • 直腸:40%


となっていて便が滞り始めるS状結腸付近から急激に発生率が高くなっているのです。

 

なぜこの部位で大腸がん発生率が高まっているのかというと、

 

 

  1. 大腸に食事が届く
  2. 始めは食事に含まれた多糖類を餌に善玉菌が有機酸をつくり悪玉菌を抑制する
  3. 次第に便中から「多糖類」が少なくなり悪玉菌を抑制していた有機酸の生成量が少なくなる
  4. S状結腸付近では「多糖類」が無くなり急激に悪玉菌が増えだす
  5. 有害物質が多量に生成されるようになり大腸がん発生リスク高し!

 

というサイクルが「便秘が3〜4日以上の人の大腸」に生じているからです。(あくまで持論ですが)

 

 

便秘とは意外な乳がんとの関係性:
近年では多くの女性が便秘症に悩んでいるといわれています。
便が大腸や直腸にとどまりやすくなり、腹痛や吐き気を感じる場合もあるそうです。
そんな便秘と乳がんの関係性をご存じでしょうか。

 

どちらも女性であれば気になるところですが、一見全く関係ないように思えます。
ですが、実は便秘は古来より万病の元と言われているのです。

 

便は体内で消化しきれなかったものの集まりで、中には体にとって有害なものも含まれています。
便が腸の中を通る時間が長ければ長いほど、有害なものを吸収してしまう時間も長くなってしまうのです。
有害なものが血中にとけだし、色々な病気の原因になるという仮説が立てられていましたが、しばらくの間それが真実なのか、研究結果は出なかったのだそうです。

 

しかし最近の研究で、週2以下しか便がでない女性は、毎日排便のある女性と比較すると、乳腺症と乳がんの危険性が4〜5倍あるという報告もでてきました。
25人から30人に1人の割合の日本人女性が乳がんにかかるとされていますから、元々乳がんのリスクはそれほど低いものではないというのが現状です。

 

乳がんは紫外線や放射線、薬物、環境ホルモンなどのさまざまな原因によって、遺伝子が傷ついて起こる場合があります。
しかし、乳がんが発症する最も大きな原因と分かっているのが、卵巣から分泌されるエストロゲンとよばれる女性ホルモンの影響によるものです。
エストロゲンの過剰分泌や、血中のエストロゲン濃度が高いときに乳がんが発症しやすくなります。

 

健康な体の中ではエストロゲンを上手く処理し、便として体外に排出することで、正常な状態を保ちます。
便秘になることで腸内の善玉菌が減り、そういった体に害のあるものを中々体外に排出し辛くなってしまうのです。
便秘と言えば下剤などで簡単に治せる症状だと思いがちなのですが、このように女性だけではなく男性をも苦しめる乳がんとの関係性も非常に高いのです。
体内の環境を整えることで根本から便秘を解決し、できるだけリスクのない生活を心がけるようにしましょう。

 

 

発がん物質、二次胆汁酸の濃度が高まるのもS状結腸あたりから

 

また食べたものを消化するときに、胆汁酸を発生させますが、便秘になると二次胆汁酸の濃度が濃くなってしまうのです。

 

二次胆汁酸は大腸がんの発生を促進する要因になる大腸がんのリスクが上がります。
この二次胆汁酸もそもそも悪玉菌が作り出す物質です。
便秘を抱えている人は普段の乱れた食生活に加えて、二次胆汁酸の分泌により大腸がんになるリスクが高くなります。

 

発がん物質、二次胆汁酸を悪玉菌(クロストリジウム)が生成する仕組み

私たちが動物性脂肪を通常量、摂取すると、

 

脂肪を消化・吸収されやすい形に変える胆汁が分泌されます。
すると脂肪は胆汁酸(一次胆汁酸)によって脂肪酸とグリセリンに分解されます。
それが肝臓に蓄えられる。
といった過程を得て私たちのエネルギーになります。

 

 

 

ところが、

 

動物性肉類を過剰に摂取すると・・・!

 

  1. 胆汁が過剰に分泌
  2. 通常は回腸の末端から吸収されて肝臓に戻るけど
  3. 過剰に分泌された胆汁の一部が大腸に流れてしまう。
  4. すると大腸に棲む悪玉菌によって胆汁が発ガン促進物質(2次胆汁酸)に変えられる。
  5. 結果、大腸がんを発症しやすくなる。

胆汁をこれら発ガン促進物質に変えてしまう悪玉菌は、全て、クロストリジウム属。

 

とくに悪性なのが、

 

 

  • シンデンス菌
  • ハイレモンアエ菌
  • ヒラノーニス菌

 

の3種です。

 

腸内の悪玉菌は条件によっては有益な物質を作り出したりする菌が多いのですが
クロストリジウムは何をどう与えても「有害物質」しか作らない極悪菌です。

 

さらに、悪玉菌が腸内に増殖すると、それらが作り出す腐敗物質には、

 

発がん性物質もあります。

 

 

こんな便の症状だと大腸がんリスクが高い

 

ここまでの解説で、どうやら大腸がんになるためには悪玉菌が生成した有害物質が必要らしい・・・ということは分かったのではないでしょうか?

 

では、悪玉菌が有害物質を作り出した便の状態とはどのようなものなのか?というと

 

 

便臭、オナラ臭がひどい
便色が黒っぽい(有害物質によるもの)

 

 

 

大腸がん対策:便秘が治らなくても悪玉菌を減らすことは出来ます

 

さてここまでの説明で「便秘が3〜4日以上だと大腸がんのリスクは高まる」ということになりましたが、
必ずしも「便秘3〜4日目で悪玉菌が増殖するわけではない」のです。

 

 

これは私が身を持って経験していることなので、万人に効果があるかはハッキリとは言えませんが、
カイテキオリゴというオリゴ糖を1日5g程飲んだあと4日程は便臭がしなくなることがよくありました。
(現在では便秘が解消されていますが)

 

つまりカイテキオリゴを飲めば便が4日程出なくても、大腸内で有機酸が作られているということになります。
(善玉菌は有機酸なしに悪玉菌の抑制は出来ませんから)

 

大腸がん対策:食物繊維が大腸がんリスクを下げる、は大間違い!

「大腸がんリスクを下げるには食物繊維をたくさん摂りなさい」と専門家の方は口をそろえて言います。が・・・
これは果たして本当でしょうか?

 

というのも食物繊維には

 

不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があり、
私の経験上、「不溶性食物繊維の方をたくさん摂ると大腸内で悪臭がするガスが多量に発生したり、腹痛で苦しくなったり」と便秘どころか明らかに腸内に悪玉菌が増えてくるばかりで一向に良くなる気配などなかったからです。

 

 

「食物繊維が大腸がん予防に効果があるか不明」:

 

「1970年代の初めごろから予防効果が注目され、

 

科学的にも証明された教科書的な事実だと思われていました。

 

ところが、2000(平成12)年に否定的な研究が相次いで報告され、

 

そうかと思えば、昨年は予防的に働いたという結果もあり、

 

二転三転しています。

 

さらに日本の最近の研究では、

 

予防できなかったという結果になり、真偽のほどははっきりしていません

 

さて、「大腸がんリスクを下げるために必死になって食物繊維をたくさん食べているけどガスが発生して苦しい!」という方のためにハッキリと申し上げておきます・・・

 

 

じつは野菜やとくに安価な青汁などに含まれている食物繊維をたくさん摂ると有害ガスである硫化水素の多量発生を招きます!

 

 

食物繊維の摂りすぎは便秘の悪化や悪玉菌の増殖を助長するのページでとことん解説していますが、野菜のゴワゴワした部分に含まれる不溶性食物繊維や安価な青汁に多量に含まれるザラザラした繊維は、強固な細胞壁に覆われていて、生で食べると大腸に養分吸収されないまま届きます。

 

大腸に棲む善玉菌はこのような分子量の大きい物質は全く利用できないから、ほとんどが悪玉菌のエサになり硫化水素などの有害ガスが多量に発生し、余計に大腸がんリスクを高めるばかりなのです。

 

 

余談ですが実はこの理論は私が経験したことから導き出したものだったのですが、
先日、友人から「小林製薬のガスピタンっていうお腹のガスを止める薬があるんだけど、あなたと同じ理論から製造されているわよ。知らなかった?」と聞かされ、ガスピタンのホームページを見たところ「おおっ!私の理論と同じじゃん!この方法ならガスも止められる!」と妙にガスピタンに親近感というか愛すら感じここにガスピタンのリンクを掲載 ww (私事で・・・)

 

ガスピタンは野菜を多量に食べた場合に「生で届いてしまう不溶性食物繊維」を分解するセルラーゼ酵素を配合していて、低分子化。
この低分子化した不溶性食物繊維は善玉菌によって有機酸に作り替えられ悪玉菌をも抑制できる優れものです。

 

でも、不溶性食物繊維を摂りすぎた場合だけに有効ということになるので、わざわざ悪玉菌を増やす不溶性食物繊維をたくさん食べガスピタンを飲む必要もありません。

 

 

とは言ったものの「えっ?!じゃあゴワゴワしたキャベツやニンジン、水菜なんかは食べたらダメってこと?」と疑問に思うかもしれません。

 

でも、私たち日本人のご先祖様はこのような野菜を食べても「悪玉菌のエサにならない状態」にして食べていたのです。

 

その方法とは、

 

煮物や味噌汁などにして食べる
醗酵させてから食べる

 

という工程を得て食べていたんですね。

 

じつはゴワゴワした細胞壁は50℃以上の温度に浸し続けると破壊されます。
また、硬い野菜を醗酵させると大腸に生で届いてしまうような養分が低分子化され悪玉菌のエサになりにくくなるのです。

 

科学的に解明できない時代にご先祖様はなんとも素晴らしいお知恵で悪玉菌を増やさないようにしていたんですね。

 

すごい・・・

 

 

大腸がん対策:最も重要なのは善玉菌に「悪玉菌を抑制する有機酸」を作らせること

大腸がんが発生する原因は「悪玉菌が作り出した有害物質」ですから最も有効な対策は、悪玉菌を減らすことに尽きます。

 

でも、悪玉菌を抑制できるのは、次の「善玉菌が作り出す3つの物質のみ」です。

 

  • 短鎖脂肪酸(乳酸、酪酸などの有機酸)
  • 過酸化水素
  • 抗生物質様

 

このうち過酸化水素と抗生物質様の2つの物質についてはin vitroといって試験管でのみ有効とされた物質です。
実際のところ私たち人の腸内において有効となっているかどうかは定かではありません。

 

ですから現時点で悪玉菌を抑制できる物質は、善玉菌が多糖類から作り出す短鎖脂肪酸と呼ばれる有機酸のみです。

 

悪玉菌を唯一退治できる物質として認められている有機酸をどうやって善玉菌に作ってもらう?

有機酸の働きは悪玉菌を退治するだけではなく、色々な効果が認められており、たとえば・・・

 

  • アルカリ性の有害物質と結びつき無害化する
  • GPR43を活性化し痩せ体質を作る
  • 無機ミネラルと結びつき吸収されやすくなる

などの効果もあります。

 

この有機酸をどうやって大腸内で作ってもらうのかというと、
それほど難しいことではなく、その原料となる多糖類を摂取さえすれば有機酸が作られるわけです。

 

 

ただし有機酸が作られやすい多糖類は比較的分子量が小さい多糖類です。

 

もし、分子量が大きい多糖類ばかりを摂取していくと先ほどの食物繊維のように悪玉菌が横取りをし善玉菌がなかなか有機酸を作れないのです。

 

 

詳しくは「善玉菌のエサ多糖類を論理的にランキング」内の

 

意外!?食物繊維や青汁で悪玉菌が増え便秘が悪化する明確な理由
乳酸菌サプリでは善玉菌が増えない明確な理由
低分子水溶性食物繊維なら善玉菌は比較的増えやすい
善玉菌が「悪玉菌を減らす有機酸」を最も生成し易いカイテキオリゴ

 

を見てもらえると良く分かるかと思います。

 

余談です:流行りの糖質制限と高まるかもしれない大腸がんリスク

 

さて、わたしが最近、気にかけているのが今流行っている「糖質制限」です。

 

 

どうしてかというと、
「糖質制限」に含まれている糖質には砂糖やブドウ糖はともかく「悪玉菌を抑制するために必要なオリゴ糖」も含まれているからです。

 

 

オリゴ糖や低分子水溶性食物繊維のような多糖類は、大腸内に届く多糖類のうち最も効率よく善玉菌が有機酸を作ら出すことが出来る物質。

 

糖質制限食はこの有用な低分子多糖類をも省いているのです。

 

さらにあろうことか世界的にも有名な医学博士「糖質制限食」を多数の著書で紹介されていてもう歯止めがきかないというか何というか・・・。

 

私が逐一言いたいのは「何事も一分野で偏ってはいけないのでは?」ということ。

 

バランスが大事だと思うのです。

 

 

どんなものでも一つの分野からのみの視点では何かしらのチグハグが起きてしまいます。

 

 

最近では「うつは腸内細菌の乱れから起こる」とか「腸で起きていることが脳に反映される」、「痩せ菌はバクテロイデス」などと腸や腸内細菌がもてはやされるようになり私もうれしいとは思うのですが、逆にこれらのことは私のこれまでの経験という事実からかけ離れていて「果たして本当にそうなのかな?」と思うこともあります。

 

痩せ菌と言われ始めたバクテロイデス。
でも腸内ビフィズス菌が増え有機酸が作られるとバクテロイデスは相対的に減っていきます。
ですから「ビフィズス菌も増えてバクテロイデスも増え痩せる一方!」ということはないと思います。

 

うつ病にしても「腸内細菌のバランスが悪いから」の一点張りで主張する方もいらっしゃいます。
でも「うつ病になる食生活をしていたから細菌叢が乱れたとも考えられるのでは?」と思うのです。

 

 

これからは個々の分野を掘り下げる研究だけでなく、あらゆる分野を体系化することが大事なのではないかと思うのです・。
だから私は自分の経験と土壌微生物視点から腸内細菌を見つめているわけです。
どちらか一方に矛盾があってはそれは何かしらの理論が間違っているということですよね?

 

・・・さて、お話が脱線しすぎてしまいました。
本題に戻りまして・・・

 

 

大腸がん予防:生きて腸まで届くヨーグルトも良いけどオリゴ糖の方が効率が良い?

 

悪玉菌を減らすために思いつくのが「生きて腸まで届くヨーグルト」だと思います。
でも、これはかなり運試し要素が強い方法です。

 

またまた私の経験からものを申して申し訳ないのですが、

 

ヨーグルトに含まれたその細菌が定着するための環境を腸内にしっかり整えていなければ「生きて腸まで届く菌」はほとんど効果なしなのです。

 

そもそもヨーグルトに含まれた菌が住み着く環境を整えるということは、それは即ちすでに「腸内環境が整っている」ということですから、ヨーグルトを食べて腸内環境を整える必要すらないですよね?

 

私の経験上、土壌の悪環境でもっとも効率よく善玉菌を増やすことが出来た方法は、

 

先に菌が住み着く環境を整えあとからその菌を送り込むという方法です。

 

土壌という環境は腸内に比べるとかなり激変しやすく、環境を安定化するために、エサを供給し続けるためにはしっかりと醗酵させた堆肥などの有機物が多量に必要です。
また、悪玉菌が繁殖している土壌では酢酸やクエン酸を散布し、悪玉菌を抑制しておかなければいけません。
ののようにし、悪玉菌が少ない環境にしたう上でさらにエサ付きで善玉菌を施さなければなかなか定着しませんし、エサとなる有機物も毎年施さなくてはいけません。

 

 

でも、腸内細菌の場合、ビフィズス菌や乳酸菌が常在菌としてすでに腸内に住んでいるので「菌を送り込む」ことは必要ありませんし、私たち人は「食事」を毎日しているので食事にさえ気を付けていたら善玉菌は増えていきます。

 

「食事に気を付ける」とはいってもそれが難しい場合、大腸に届く多糖類のうち最も低分子のオリゴ糖さえあれば、1週間もすればビフィズス菌は増えます。

 

もちろん土壌の細菌と同じように「エサとなるオリゴ糖と善玉菌に醗酵させたオリゴ糖(ヨーグルト)」を合わせて摂取していけばもっと効率が良いハズです。

 

ですが、残念ながら腸内環境を整えて腸内に住み続けることを認められたヨーグルトの菌種はガセリ菌のみです。
でもガセリ菌も人によって住み着いたりつかなかったりしますし、食事によっても異なるようなのです。

 

ヨーグルトを食べて悪玉菌が減ったという試験成果はヨーグルトに含まれた”オリゴ糖や産生物質”のおかげ

 

ヨーグルトは人によって効果に大きな差があります。
その点オリゴ糖は組み合わせが適切であれば、おおよそ万人に効果があります。

 

さらに「ヨーグルトを食べて悪玉菌が減った」という試験成果がありますが、
じつはこれはヨーグルトに含まれたオリゴ糖の成果と言っても過言ではありません。

 

なぜって、そもそも悪玉菌を退治し抑制するためには、必ず、善玉菌が作り出す有機酸が必要だからです。

 

そして有機酸は多糖類からのみしか作られません。

 

つまり、ヨーグルトの菌をどれだけ送り込んでも最終的に多糖類から有機酸が作られなければ悪玉菌のエサになってしまいます。
また、動物性の脂肪分を含むヨーグルトだと二次胆汁酸の生成を招きかねないということも考えられます。

 

実際にヨーグルトを食べて「便臭がひどくなった」という方々がたくさんいらっしゃいます。

 

それよりは、はじめから有機酸の原料となりやすいオリゴ糖を摂取していった方が遥かに効率が良いハズではないでしょうか?

 

 

このようにして腸内環境を整えていけば、大腸がん発生の2つの因子のうち1つの要素(悪玉菌の有害物質)は消えていくと思います。

 

実際にどのようにしたら大腸がんを予防出来るかは分かりません。
でも、少なくとも私がもしお医者に行き「このままだと大腸がんの危険性もあるよ」と言われれば、
間違いなく悪玉菌を減らすためにオリゴ糖を飲み続けると思います。