蠕動運動 促進

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蠕動運動が低下する原因は主に2つあります

蠕動運動の低下には大きく分別すると次の2通りがあります。
(この2つが重複して症状が現れることもあります。)

腸内環境悪化によるS状結腸の弛緩やむくみ

症状:

  • 下剤なしでも出ることが多い。(3〜5日に一回と定期的な排便。)
  • 4、5日以上の便秘で下剤に頼らないと出ない
  • 大腸が長いと診断されたことがある(特にS状結腸)
  • 便秘と下痢を繰り返すことがある。
  • 時々お腹が張る
  • ガチガチに硬い便が出る。
  • 過度なダイエットを行った後に便秘になった
  • 幼少期ぐらいから便秘だった
  • ポリープや水泡などがある
  • 抗生物質を飲んだ後に便秘になった
  • ほとんどヘドロやドブ臭のような悪臭便しか出ない

(すべてが当てはまるわけではありません)

体内時計に狂いが生じる

症状:

  • 出たり出なかったりと日数は不定期。
  • コロコロ便が出ることがある
  • 便秘と下痢を繰り返すことがある
  • よくお腹が張る
  • 急に下腹部が痛くなることがある
  • 硬い便が出る
  • 出た後もなぜかスッキリしない
  • 突然、便秘になった

(すべてが当てはまるわけではありません)

 

腸内環境悪化によるS状結腸の弛緩やむくみ

腸内環境悪化によるS状結腸の弛緩やむくみ

ひどい便秘・・・幼い頃から便秘という場合、ほぼ大半がこれが該当します。
「体内時計に狂いが生じる」ことでも便秘になりますが、その後、有害物質によってS状結腸の弛緩やむくみを生じ治りにくい便秘へと発展してしまうこともあります。
「むくみ」は有害物質を作らせないようにするだけで10日間ほどで改善することが多いようですが、弛緩(ゴムのようにダランと伸びること)は1カ月以上は掛かることも。

S状結腸の弛緩を改善するには?

S状結腸の弛緩を改善するには

  1. 「ビフィズス菌を増殖させ乳酸の産生率を高めること」
  2. 「乳酸によってpHを5.5以下にしたら多糖類を摂取しS状結腸付近で短鎖脂肪酸もたくさん作らせる」

この2つの工程を踏めば改善できます。
間違っても生野菜や水溶性食物繊維などを多量に摂取し、短鎖脂肪酸だけを作らせてしまうようなことをやってはいけません。
というのも短鎖脂肪酸だけを作らせてしまうとバクテロイデスが多量のガスを産生しお腹が張るし、大腸の能動吸収を促進させすぎて便がセメントのようにガチガチになってしまい便秘の悪化を招くからです。

 

具体的な方法については当サイトにたくさん記事を挙げていますので参考にしてみてください。

 

 

次に最もややこしいのが

体内時計に狂いが生じる

です。

 

なぜややこしいのかというと、生活習慣やメンタルケアによって改善しなければいけないので、腸内環境のように原因が一貫されておらず人によって様々だからです。

 

大腸の蠕動運動を促進させるには”体内時計と朝の習慣”をマッチさせなければいけない

体内時計に狂いが生じる

このような状態になっても改善しないという場合、これから説明する”体内時計と大蠕動”が一致していない可能性があります。

 

大蠕動はその名の通り胃から大腸まで起きる大きな大蠕動なのですが、「小腸に何もない空腹時限定で食べ物を食べると分泌されるモチリンというホルモンの作用」によって起きる蠕動運動です。
空腹時限定なので日中の3度の食事の合間よりも朝に起きやすいのです。

 

これからその大蠕動を起こす方法を解説していきますが、この方法だけやってもS状結腸の弛緩が改善できなければ効果が見られないということもご理解ください。
事実、私はS状結腸の弛緩を改善する前にこの方法を行っておりましたが、あまり効き目はありませんでした。その理由はおそらくS状結腸の蠕動運動を回復させなければ、大蠕動が起きても送り出せないのではないかと考えています。

 

ところがS状結腸の弛緩を改善させた後、下記の方法から「朝起きたら20分以内に冷たい水を一気飲み」、「朝、ご飯を軽く食べる」を行うだけで毎日出るようになったのです。
S状結腸の弛緩さえ回復させたら便秘解消は目前です。
ぜひこれらに挑戦してみてください。

 

便秘以外にこんな症状があるとそれが原因で蠕動運動が低下している可能性が大です


私の場合、便秘の原因となっていたのは腸内環境以外にも睡眠不足や心配性、朝ごはん抜きなども原因だったようなのです。

 

これら症状は腸内環境を悪化させる食事によるものや自律神経の乱れ(体内時計の乱れ)などによるものが大半。
意外なことが蠕動運動の妨げとなっているのです。

 

質の良い睡眠がとれていない

質の良い睡眠が十分にとれていないと、体内の時計と心身の波がずれてしまい、朝の大蠕動が働かないことがよくあるようなのです。
質の良い睡眠とは決して「7時間以上寝ている」とか時間の問題ではないようです。

 

 

 

不安や心配事または何か夢を達成するために努力したりと”何かしらの理由で心身が常に忙しい状態”になっていませんか?

不安や心配事は女性なら多いと思います。
でもこのことが女性の便秘を多くさせている原因かもしれません。

 

また何でもとことん一生懸命頑張ってしまうといったことでも便秘になってしまうことも。

 

これらの原因によって便秘や下痢、腹痛などとともに次のような症状も一緒に発現してしまうのです。

 

↓↓↓

 

 

よくお腹が張って苦しくなる
下痢をすることも
疲労感がずっと残っている
生理不順
野菜を食べると便秘が悪化しやすい
よく悪夢を見る(夢見が悪い)
目覚めが悪い
寝つきが悪い(寝るまでに1〜2時間掛かる)
時々起きてしまう
たくさん寝ているのに昼間、睡魔に襲われる
自律神経失調症
よく胃もたれをする
原因不明の腹痛や吐き気がすることが
冷え性
重度の更年期障害になってしまうことも

 

 

 

もしこれら症状とともに便秘などの大腸のトラブルがあるようでしたら、
それはもしかすると腸内環境悪化の他、体内の時計と生活習慣の時計とがチグハグになっている可能性が高いです。

 

 

 

便秘解消の極意は朝の大蠕動を改善させることを重点的に行う

 

「毎日、快便!」という方は基本的には3度ごとの食後よりも朝にドカっと出るのが普通です。
ところが便秘の原因の多くは朝の大蠕動が起きていないのです。

 

大蠕動とは、その名の通り胃から小腸、大腸に至るまで起きる蠕動運動で通常の蠕動とは違い非常に大きい運動です。
しかもこの大蠕動は1日1、2回しか起きません。

 

ところが、便秘の方だと大蠕動が1回も起きていないのです。

 

ちなみにどれだけこなせば交感神経が高まり過ぎないように習慣化できるのかというと、おおよそ20日間〜1カ月ほどこなせば大抵の人は苦労なく習慣化できるんだそうな・・・。

 

 

ただし、便秘ではないのに「日中にガスが溜まりお腹が張る」、「頻繁に下痢をする」、「お腹が頻繁に痛くなる」といった症状の方は過敏性腸症候群(ガス型又は下痢型)が考えられますので、日中においても自律神経を整えることが必要になるかもしれません

 

 

 

大蠕動が起きる条件というのがありますのでチェックしてみましょう。

 

朝一番に大蠕動が起きるための条件

悪玉菌を減らすには短鎖脂肪酸が必要

 

大蠕動が起きる条件とは次の通りです。

 

大蠕動改善:まずは腸内環境を整え次の項目を達成させます

 

大腸内が善玉菌優勢でなければならない

冒頭辺りでも述べましたが大腸が正常に作動するためには善玉菌が作る短鎖脂肪酸が重要です。
腸内環境を整えるにはヨーグルトではなく必ずオリゴ糖を摂取してください。
オリゴ糖は短鎖脂肪酸の生成率がどの多糖類よりも高いのです。

 

大腸内にガスをため込まない

大腸内にガスが溜まりお腹が張りやすいという場合、バクテロイデスやメタン菌、硫化水素産生菌、などの菌が増えていることが原因です。
ポイント2でも述べたように大蠕動が起きるためには大腸内に空間がある程度必要なのです。
ガスが溜まると大蠕動が起きませんので、オリゴ糖を2週間〜1カ月摂取し続け善玉菌に有機酸を作ってもらいこれら菌を抑制してもらいます。

 

半年以上もヘドロ臭の便が出ているという場合、腸粘膜が傷んでいる可能性があるので2週間〜1か月間オリゴ糖を飲み腸内環境を整える

半年以上もヘドロ臭のする便しか出ていないという場合、硫化水素を産生する悪玉菌によって腸粘膜がむくみ傷んでいる可能性があります。
善玉菌を増やしていけば短鎖脂肪酸が生成され上皮細胞の改善を促進させ改善することができます。
このような腸の状態の方がオリゴ糖を摂取し続けると大抵3〜7日以内に異臭のするどす黒い物体が出てくることがありますが、これは傷んだ腸粘膜なのです。
腸粘膜は腸内環境が整った状態でなければ中々再生し排出されません。

 

断食を行った場合、どす黒いわかめのようなものが排出されるはずです。
一般的に宿便と呼ばれていますが、じつは傷んだ腸粘膜が剥がれたものなのです。

 

大腸内にある程度の空間が必要

大蠕動を促進するためには大腸内に空間が必要です。
ところが一旦便秘になると空間が無くなるので、一向に大蠕動が起きません。
腸内環境を2週間〜1カ月ほどかけてから整えこの時点で溜まっている方は一度下剤で出しましょう。

 

コーラックなどのアントラキノン系を使わないと便が出ないという場合は、使用後に半日ほどは蠕動運動が安定しなくなり、この状態で大腸に食事が届くとガスが抜けにくい状態になってしまうので出来れば、使用後、半日はオリゴ糖や食物繊維などのガスが発生しやすいものは控えます。

 

 

夜間(とくに夕食後)に甘い物をなるべく多量に食べない、飲まない

夜間に関わらず、甘い物を食べると胃が「糖反射」を起こし、腸が砂糖などを分解するまで胃が止まったままになってしまいます。
もし砂糖を多量に摂取しが未消化のままで小腸に到達するとわすか1gでも小腸で分解するのに1時間以上も掛かります。
すると胃が1時間もストップし消化不良を起こします。
消化不良を起こすと悪玉菌が増えるのはもちろん、ガスも産生されますし、小腸にも消化不良の食べ物が残りやすいので大蠕動の妨げとなってしまうのです。

 

 

大蠕動復活:腸内環境が整ったら次に副交感神経を高めましょう

 

朝起きるまでに胃から小腸まで食べ物が残っていないこと(睡眠の3時間前には夕食を済ます)

朝の大蠕動が起きる条件は胃から小腸までが空っぽの状態になっていないといけません。
なぜかというと大蠕動は、朝食事をしたときに胃と結腸の反射で起きるもので、モチリンというホルモンによって消化器官すべてを動かします。
モチリンの分泌は空腹時限定に生じるものなので、胃腸が空っぽになっていないと胃結腸反射が起きず、大蠕動も生じません。
つまり、朝、胃腸を空っぽの状態にしておくには前夜の7〜8時ごろまでには食事を済ませておく必要があります。
さらに気を付けたいのは前日の夜食後3時間はリラックス状態にしておかないと副交感神経が上がらずに睡眠を妨げる他、中々消化できずに小腸内に残りやすいので、出来れば夜食後3時間は映画や読書、音楽などを聞いたりしリラックス状態にしてください。

 

 

質の良い睡眠を

これが一番難しいのですが、質の良い深い睡眠を得るためには人によって様々。
こちらについてはまた別ページで詳しく解説したいと思います。

 

 

朝、起きたら副交感神経を下げすぎないよう寝ぼけているうちに冷たい水を一気飲みする

大蠕動が起きるためには、自律神経のうち副交感神経を高めておく必要があります。
つまりリラックス状態にしておかなければいけないのですが、朝、何をするよりも一番に冷たい水を一気飲みします。そうすると副交感神経が下がりすぎるのを防ぐことが出来ます。(コツはまだ寝ぼけているうちに水を一気に飲むこと)
朝一番にコーヒーが飲みたくなるという方は、カフェインによって交感神経が高まってしまいますから、出来れば大蠕動が起きトイレを済ませてから飲むと良いと思います。

 

朝食を一口でも良いので食べる。胃結腸反射が起き大蠕動が起き見事便秘解消!

大蠕動を起こすには上記のポイントをすべて攻略した上で、朝食を少しでも良いので食べると結腸反射によって大蠕動が起きます。
(私は結構多めに食べないと出ないです)

 

 

毎朝決まった時間にトイレに座り軽くいきんでみる

上記のポイント9つを達成させなお、大蠕動が起きない場合、毎朝、決まった時間にトイレに座り軽く活きんでみます。
便は出なくても良いのでこれを習慣化すると大蠕動が起きるようになることがあります。
どれぐらい行えば良いのかというとおおよそ20日間〜1か月ほどで大腸の習慣が戻ります。

 

これで大蠕動が起きない場合、夜、腸を揉んだりしマッサージを行う

腸をマッサージし刺激をすると大蠕動が起きやすくなります。

 

 

さて、ここまでの解説で実際にどうすれば良いのか?よく分からないかと思います。
そこで実際にどのように私がやっていったのかをこちら解説していますので参考にしてみてください