便,悪臭,黒い

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しつこい硫化水素産生菌を抑制する方法


今回は、悪玉菌の中でも最もしつこい硫化水素産生菌を徹底的に減らす方法を説明しようかと思います。
乳酸菌サプリヨーグルト野菜水溶性食物繊維などあれこれ摂取しても失敗したという方でも善玉菌をしっかりと増やすことが出来ると思います。

 

悪玉菌を減らすには短鎖脂肪酸の生成が必要不可欠だということは色んなページで解説済みですよね?
でも短鎖脂肪酸をエサにし増える悪玉菌も存在しています。
それが硫化水素を産生する硫化水素産生菌なのです。

 

硫化水素産生菌は私たちヒトの腸内だけではなく、ドブ川や排水溝、川や湖の底にたまった有機物、田んぼなどにも棲みついています。

 

ヘドロ臭、ドブ臭がする便が出るようになると中々悪玉菌が減っていかなくなる


ヘドロ臭やドブ臭、排水溝?のような臭いがするガスが出るようになり、便色も黒っぽいのが出るようになった、という経験をした方もいるでしょう?
これは硫化水素産生菌という硫化水素を発生する菌の仕業です。
ネットなどではクロストリジウムが大腸がんの原因になるとして最も悪性の強いとし取り上げられていますが、クロストリジウムは善玉菌が短鎖脂肪酸さえ産生すれば抑制できるためじつはそれほど脅威ではないのです。

 

ほとんどの悪玉菌は「善玉菌が短鎖脂肪酸を産生」さえすれば抑制することが出来ます。ところが硫化水素産生菌は別なのです。

 

 

硫化水素産生菌は分裂が約3〜4時間に1回とそれほど繁殖力は強くはありません。
ですがこの菌が増えていくと、悪玉菌を唯一抑制できる物質、短鎖脂肪酸や様々な食べ物、短鎖脂肪酸の原料となる多糖類をもエサにしてしまう中々厄介な菌なのです。硫化水素産生菌は善玉菌のエサだけでなく有機物なら何でもエサにしてしまうしつこい悪玉菌です。

 

しかし短鎖脂肪酸をエサにするとは言っても、実際に短鎖脂肪酸をエサに硫化水素産生菌が増えていくことはありません。
というのも短鎖脂肪酸は大腸の主要なエネルギー源なので素早く吸収されていくから硫化水素産生菌のエサにはなりにくいのです。
(もし短鎖脂肪酸がエサになるとすれば大腸に留まりやすい乳酸やコハク酸です。)

 

とすると硫化水素産生菌の主要なエサは短鎖脂肪酸の原料となる多糖類などの有機物全般ということになります。

 

硫化水素産生菌が増殖する条件


硫化水素産生菌はそれはそれはしつこい菌です。(>ω<。)
そしてじつは便秘の方が泣かされているのはこの菌が繁殖しているから、と言っても過言ではありません。

 

というのも便秘に効く食べ物の多くは「そのままの状態で大腸まで届くたべもの」が多いからです。
なぜ大腸にそのままの状態で届くことがいけないのか?というと、それは硫化水素産生菌は有機物に含まれたHイオン(水素ね)をエサに硫化水素を発生するからなのです。

硫化水素産生菌のエサ:
硫化水素産生菌がエサにするものは実はすべての食べ物なのです。
食べ物は有機物であり、有機物には結合力が極々弱いHイオンを保持しています。
この水素イオンを多量に保持したまま大腸に届くとそれを利用して硫化水素を発生してしまうわけです。

 

具体的には有機物の多くはCOOH(カルボキシル基)などを保持しており、末端の水素イオンは結合が極々弱い状態なので中性であっても溶液中に放出されます。
通常、有機物が保持する水素イオンは小腸のアルカリ酵素OHと反応し中和して水(H2O)となるのですが、Hイオンを多量に保持したまま大腸に到達しやすい食物繊維などを摂取すると大腸内で過剰にHイオンを放出してしまい硫化水素産生菌のエサとなってしまいます。

 

硫化水素産生菌が増えているときは「日和見菌やビフィズス菌が短鎖脂肪酸を産生しにくい多糖類」を大腸に送ってはいけない

硫化水素産生菌のエサはどんな物か分かりましたよね?
では、Hイオンが多量に放出する原因は何なのでしょう?

 

その原因には
「消化器が弱っていたり、たくさん食べたりし食べ物が未消化のまま大腸に届く」
「消化に時間が掛かるものをたくさん食べる」
なども挙げられますが根本的には次の2つが原因だと考えられます。

 

原因1:有機物から短鎖脂肪酸を産生してくれる菌数が少ない

この場合、便臭は相当ひどい臭いがします。
私たち腸内には短鎖脂肪酸を産生できる菌種が多種類すみついています。
バクテロイデス(日和見菌)やビフィズス菌、大腸菌さえも短鎖脂肪酸を産生できる材料があれば産生してくれます。
ところが脂肪やたんぱく質がたくさん含まれている肉類ばかりを食べていると次第に菌数が減っていきます。
(でも菌が大腸からいなくなってしまうわけではないのです)
便秘になり異変に気付いた時には、時すでに遅し。便秘を改善しようと食物繊維をたくさん摂取しても短鎖脂肪酸を産生する菌が少ないので硫化水素産生菌が主役となって食物繊維を食べつくしてしまうのです。

 

 

原因2:短鎖脂肪酸が産生されにくい多糖類ばかり摂取している

これは時々便臭がヘドロっぽい臭いがするという方が該当します。
またこちらはバクテロイデスやビフィズス菌など短鎖脂肪酸を産生する菌がいるにも関わらず、硫化水素産生菌が時々増えているパターンです。
食物繊維や水溶性食物繊維は短鎖脂肪酸が産生されにくく、そのため多量に摂取するとバクテロイデスやビフィズス菌が処理できないほどの食物繊維が多量に大腸に届き、善玉菌が処理できなかった食物繊維が硫化水素産生菌のエサになっているのです。
このような食事法をずっと続けると上記のパターンに陥ってしまうおそれがあります。

 

原因3:便秘が悪化し3〜4日以上排便が無い

3,4日以上排便がない場合、短鎖脂肪酸を産生する菌のエサが尽きてしまい残った有機物に硫化水素産生菌が増えていきます。
ただし、初期において善玉菌が多い場合は短鎖脂肪酸がどんどん産生されるので、それだけ硫化水素産生菌のエサが少なくなります。3,4日程度でもそれほど悪臭がしないことがあります。

 

また3,4日経つとそれまで短鎖脂肪酸によって抑制されていた他の悪玉菌も増えていきますが、食物繊維などが多いときは硫化水素産生菌が、タンパク質が多い場合は他の悪玉菌が増える傾向にあります。

 

 

硫化水素産生菌を減らす最も有効な方法


このように大腸に食べ物が届いた時に短鎖脂肪酸を産生できる菌が十分に増えてこない、あるいは何かしらの要因で短鎖脂肪酸を産生できる菌種が少ない状態だと硫化水素産生菌が増えてしまうのです。では、いったいどのような対策を行えば良いのでしょう?

 

じつはこれ、どちらも同じ方法で意外と簡単に出来てしまいます ヾ( ̄∇ ̄=ノ 

 

短鎖脂肪酸を産生する良い菌種をたくさん増やせば良いのです。
先ほども言いましたが硫化水素産生菌は繁殖力が遅いので、未分解のまま到達した多糖類をこの菌より先に善玉菌に取りつかせればエサを利用できないので増殖出来ないのです。

 

つまり言い換えればこの硫化水素産生菌が増えるということは腸内の善玉菌が少なくなってきていると判断出来ます。

 

ですから善玉菌をサクッと増やしてしまえば良いのです。

 

「いやいや、それが出来ないからヨーグルトだの野菜だのたくさん試して苦労してるの!」なんて批判の声があがりそうですが、簡単です。
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硫化水素産生を減らし便秘を改善する方法はこちら